PowerPointでイラストとは?

 きっかけ

パソコンでイラストを描くなら、AdobeのPhotoshopやIllustratorを使えばいいのでしょうが、さすがに既にプロフェッショナルな方々が大勢いらっしゃるので、私ごときが少しくらい頑張ったって足元にも及ばないのは明白。それなら恐らくイラスト作成ソフトとしては誰も見向きもしないパワーポイントの第一人者に‥。というような前向きな気持ちからスタートしたのではないのが残念なところ。

仕事で、パワーポイントを使ってパソコンやビルのカットなどを図形を駆使して作っていた時、ふと、これはもっと頑張れば、ちゃんとしたイラストも描けるのじゃないか?という疑問がふつふつと湧きあがり、確かめてみないことには我慢ならなくなってしまった、というのが実際のところ。

で、コツコツと時間をかけて描いてみたら、正直、予想以上の出来栄えに激しく興奮し、これはどこまで出来るかチャレンジし続けてみなければ!ということで、現在に至るわけです。


 私なりのこだわり

当ブログに掲載している作品には、私なりに一定の縛りを設けています。 実はパワーポイントの図形は、[ 図形の編集 ]→[ フリーフォームに変換 ]→[ 頂点の編集 ]を実行すると、意外と自由な形を作ることが出来るのです。

が、私からするとそれは邪道。自由な図形を使うなら、Adobe Illustratorを使えばいいのであって、そこにPowerPointである必要性はないわけです。非常に制限の多いPowerPointの既成図形のみで描くからこそ、PowerPointとしてのイラストの価値があると考えています。

ということで、作品として掲載しているイラストは原則、○や□などPowerPointの[ 図形描画 ]に最初から入っているものしか使用していません。最初から入っている図形の中にも、[ 曲線 ]や[ 円弧 ]、[ フリーハンド ]などが入っており、私も一部で使用していますが、これがどれだけ使い辛い図形か、使ったことのある人ならわかりますよね。